スぺースサザエさん 第十四話「忘れられたあの日の思い出」


カツオやワカメはこれまでの事から分かるとおりノーマルではない(かといってアブノーマルという訳でも・・・・・・)が、学校ではごく普通の人間だと思われているらしい。一部の人間を除いて・・・・・・・・・


〜かもめ第五千二百四十三小学校の玄関〜


 

ワカメ「お兄ちゃん・・・・・本当にアレやるの?

 

カツオ「お前もしつこいなぁ、あたりまえだろ!」

 

ワカメ「だって・・・・今日のアレはあれだったから・・・・」

 

カツオ「つべこべ言うな!とっととやれ!」

 

カツオのその一言でワカメはひらきなおった。

 

ワカメ「嫌よ!嫌ったら嫌!」

 

カツオ「やれったら、やれ!」

 

ワカメ「嫌なんだからやめてよ!お兄ちゃんなんて嫌い!」

 

ワカメは高ぶった感情を押さえ切れずにATフィールドを展開・・・・・理性を失った。

 

カツオ「馬鹿!ヤメロ!」

 

ワカメ「馬鹿って言ったわね!もぅ、お兄ちゃんなんて死んじゃえ!!」

 

ワカメは逆上しATフィールドを最大限まで展開した。

 

カツオはIsF(イソノフィールド)で必死に立ち向かうが、K−MAX発動前のカツオのIsFでは逆上したワカメのATフィールドは中和しきずカツオは回避運動をとった。

カツオ「も、もつのか?」

 

ワカメはそれでも手をゆるめずにパジトロンライフル(←ミスじゃないよ)を乱射する。

カツオ「あたるかっ!

 

カツオは軽々と弾をかわす。・・・・・・例によって外れた弾は・・・・・・そう、生徒に・・・・

 

ワカメ’sシステム「本日の撃墜数(殺人数)・・・・・・57人・・・・・・・・・・レベルアップ!チャラララ〜ン♪」

 

ワカメ「ヤッタ〜レベルアップゥ!」

 

カツオ「あ、ずるいぞワカメ・・・・・・ようし・・・」

 

カツオも負けじと・・・・・・・・・・

 


〜職員室〜


 

一方その頃職員室では・・・・・・先生方がお茶を一杯・・・カツオ達が何をしでかそうと先生方の知ったこっちゃない。何をしたって無駄、奴等は無敵という事をよ〜くしっているのだ。だから、とりあえず職員室は安全だからお茶を一杯というところである。(ワカメの担任、野崎()とカツオの担任、田中()はこの事を知らない。)

 


〜校長室〜


 

校長「いやぁ、暴れてますなぁ・・・・・今日も・・・・」

 

教頭「そうですねぇ・・・・・・次は予算おりますかねぇ・・・・」

 

校長「大丈夫でしょう・・・・たぶん・・・」

 

教頭「でしょうね・・・・・議会の奴等も磯野家を恐れてますしね。」

 

校長「それにしても、今日は長いですねぇ・・・・」

 

これが学校の日常である。ここまでは・・・・・・日常なのだが・・・・・・・・

 


〜5−3(カツオのクラス)


 

カツオのクラスではもう既に出席をとり始めていた。

 

田中()「磯野・・・・・・磯野!なんだ又遅刻か?まあいい・・・・・・・次・・・池田」

 

池田「はい。」

 

田中()「え〜・・・江口」

 

江口「はい。」

 

<省略>

 

田中()「え〜〜〜・・・・・中島・・・・・・・・・・ん?中島はどうした?」

 

花沢「今日も休みです。」

 

田中()「・・・・・まだ行方不明か・・・・どこ行ったんだろうなぁ・・・・・・・・・ま、いっか。」

 

田中はいいかげんであった。

 

そして出席をとり終わったその7秒後、突然窓が開いた!

 

田中()「誰だ!!

 

窓際の生徒「先生!い・・・・磯野です!」

 


第十四話「完」


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