スペースサザエさん 第十九話「決戦!P−2052」
〜P−2052地区〜
トロイホースが放ったビームは四時の方向、つまり赤い怪物と第四ガンキャノン隊とが戦う方角に飛んでいった。ちなみにその先には・・・・・・カツオとタラオがいる。
兵士B「第四ガンキャノン隊の緊急通達、援護射撃を行った。直ちに回避運動をとれ!」
隊長「了解!」
ビームが前線に近づいて行く・・・・・・・・
〜P−2052地区前線〜
隊員A「隊長!きます!」
隊長「よけろぉぉぉぉぉ!!!!!!」
第四ガンキャノン隊は間一髪でビームをかわした。
赤い怪物「・・・・・・・・・・・・・・・」
赤い怪物もまた間一髪のところでかわした。
そしてその先には・・・・・・・・
〜前線の先〜
カツオ「ん?なんだありゃ?」
タラオ「攻撃です!」
カツオ「K−MAX発動!!!」
タラオ「イソノフィールド!!」
トロイホースから放たれたビームはカツオとタラオによってかき消された。
〜宇宙連合艦隊第523支部主力戦艦トロイホース艦内〜
兵士A「ビームはどうなった!」
兵士B「目標から距離5000のところで反応が消えました。」
兵士C「回線再び開かれます!」
回線用のモニターが突然開かれた。
モニターにはさっきと同じくカツオとタラオがいた。
モニター内のカツオ「さっきの攻撃は何のつもりだ!」
モニター内のタラオ「宣戦布告のつもりですかこのくそ野郎ども!です。」
兵士A「違う!あれは事故だ!」
モニター内のカツオ「うるさい!おまえらも消し飛ばしてやる!!」
兵士A「ま・・・待ってくれ!」
そして回線は一方的に閉じられた。
兵士A「再度交信を試みろ!」
兵士B「駄目です!応答がありません!」
兵士A「くそっ!!どうする!」
兵士C「撤退しますか?」
兵士A「・・・・・・・応援はまだか!」
兵士B「・・・・・・ま・・・まだキャラクターの使用許可が下りてません。」
兵士A「・・・なんとかならないのか!」
兵士B「・・・・待ってください・・・・・・アーガマを一機呼ぶ事が出来ます。」
兵士A「・・・・・一機だけか・・・・・・・まぁいい・・・・・至急応援を要請せよ!」
兵士B「了解!」
〜P−2052地区前線の先〜
カツオ「攻撃する・・・・・・・・・・タラちゃんは・・・・・・・・ワカメを頼む。」
タラオ「いいかげんにチャン付けはヤメロです。そんな事より・・・・・ワカメお姉ちゃんはどこに?」
カツオ「・・・・・・・あの赤いのだ・・・・・」
タラオ「・・・やっぱり・・・」
カツオ「やっぱりって・・・・驚かないのか?」
タラオ「読者も気付いてるはずです。」
カツオ「そ・・・そんな馬鹿な!!」
タラオ「馬鹿はお前です。そんな事はどうでもいいから攻撃を開始するです。」
カツオ「・・・・・・ああ・・・」
タラオは赤い怪物(以下ワカメ)にカツオはトロイホースに飛び立っていった。
〜P−2052地区前線〜
隊長「まだだ!まだいける!!」
第四ガンキャノン隊達はそんな事はいざ知らずワカメと死闘を繰り広げていた(もっとも、死にそうなのはガンキャノン達だけ)。
隊員D「たいちょぉぉぉ!!四時の方向から高エネルギー体が接近中です!」
隊長「なに!!援軍か!」
隊員D「識別反応・・・・・・・ありません・・・・」
隊長「じゃあ・・・・増援か!」
隊員D「第二目標として設定・・・・」
隊長「とりあえずこっちから片付けるぞ!」
隊員D「第二目標内部・・・・急速にエネルギー収束中・・・・・・きます!」
眩いばかりの閃光が辺りを包む。
第十九話「完」