スペースサザエさん 第九話「K−MAX再び」


〜船橋内〜


カツオは・・・・・・そう・・・プッツンした。

 

カツオ「ウォォォォ!!!!なめんなぁぁぁ!!!」

 

WIND「やばい・・・K−MAXか・・・・・・・・・総員戦闘態勢」

 

VA「やはりこうなったか・・・」

 

ドズル=サビ「まさか・・・この事を分かってて・・・」

 

寵愛「そんなこと・・・今は・・・どうでもいい!とにかく戦闘態勢に・・・」

 

ドズル=ザビ「くっ・・・」

 

船橋内のKNKの連中は全員戦闘隊形に変形した。

 

カツオ「死ねぇぇぇ!」

 

カツオは船内と言う事も忘れ衝撃波を放った。

 

轟音と共にまばゆい光が当たりを包み込んだ。

 

WIND「皆さん無事ですか!」

 

VA「大丈夫・・・ここの皆は生きてます。」

 

ドズル=サビ「くっ!コイツ!」

 

ドズルは衝撃波で破壊されたシールドを捨て、ありったけのミサイルをカツオに撃ち込んだ。

 

しかしミサイル程度ではカツオの絶対領域は破れるはずもなかった。

 

ドズル=ザビ「くそっ!」

 

WIND「隊長!下がってください!僕が・・・僕がしとめます!」

 

WINDは自分の最強の武器であるブラックホールクラスターの充填を開始した。

 

「ピピッ・・・・・・・充填完了まであと・・・4・・・3・・・2・・・」

 

・・・とその時だった、ドズルにミサイルを撃ち込まれプッツンした上に機嫌まで最悪となったカツオの怒涛の反撃が始まった!

 

カツオ「おちろぉぉぉぉぉ!!!ロケットキィィィック!!」

 

充填まで後一秒となったその時、カツオのはなったロケットキックがブラックホールクラスターに直撃した。

 

WIND「ヤバイ・・・暴発する!・・・クソッ・・シールド展開・・・みんな・・・避けて!」

 

ドズル=ザビ「何!」

 

ドズルが回避運動に入ろうとしたその瞬間、さっきの衝撃波よりも強力な閃光と衝撃が辺りをのみこんだ。

 

寵愛「・・・・・・周辺の戦艦および巡洋艦・・・・被害報告を・・・」

 

WIND「隊長!生きてますか!」

 

ドズル=ザビ「大丈夫・・・なんとか生きてるよ。」

 

ドズルはぼろぼろになりながらも生きていた。

 

ドズルは辺りを見回した。

 

ドズル=ザビ「くっ・・・センサーが・・・・・・奴は!」

 

WIND「0.34光年先に高エネルギー反応・・・・・・奴です!」

 

寵愛「艦隊ごとふっとばすつもりか!」

 

 

〜艦隊から0.34光年先〜

 

 

カツオ「ひゃーはっはっはっは!ふっとべ〜」

 

カツオは胸に備え付けられているハッチを開いた。

 

カツオ「・・・・秘密兵器のおでましだぜ!・・・充填開始!」


〜KNK艦隊・第二旋艦船橋内〜


旋艦が破壊されて数秒後、KNK会員達はもう既に対カツオ用迎撃体制が整っていた。又、主要会員達の装備も整っていた。

 

そして第二旋艦内ではWINDと会員達がシールド展開の用意をしていた。

 

WIND「大型シールド展開!急げ!」

 

KNK会員A「各艦シールド準備整いました。」

 

KNK会員B「展開開始・・・・」

 

KNK会員C「高ネルギー体胸部・・・エネルギー収束反応・・・」

 

WIND「発射はいつだ!」

 

KNK会員B「MIGIの計算では・・・・4秒後です!」

 

KNK会員A「シールド展開完了しました。」

 

WIND「くる!」

 

凄まじい閃光が0.34光年から放たれた。

 

「ゴォォォォォ」

 

大きな船体がゆれた。

 

「ビーッ、ビーッ」

 

赤い警報ランプが点灯した。

 

KNK会員C「シールドパワー・・・・75%・・・・・62%・・・」

 

WIND「後何秒だ!」

 

KNK会員B「あ・・・後・・・7秒です。」

 

WIND「もつのか?!」

 

KNK会員C「54・・・・・・42・・・・・37・・・・・・・33」

 

KNK会員B「このままでは・・・もちません!」

 

WIND「あとすこしだ!」

 

KNK会員C「17・・・・5・・・・2・・・・・・だめです!」

 

その時だった・・・・・・


第九話「完」


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